並行輸入車のメリット・デメリットや車検・販売方法は?プロが徹底伝授

こんにちは!ファクトリーサンライズ井上です!

並行輸入に携わって13年以上になりますが、ネット上に「並行輸入車に関する詳細な情報」があまりなく、不安な思いをされている方も少なくありません。・・・それは、そもそも車を並行輸入できる人(店)がそれほど多くないという業界事情が背景にあります。

今回は、アメリカへ行って23年、並行輸入車も100台以上販売してきた僕が、並行輸入車の気になるあれこれを解説していきます♪

アメリカの風景 アメリカの風景

 アメリカの風景

*写真はかなり前のものです。昔からアメリカに行ってるのを見てもらうには写真が早いと思って、パソコンからひっぱり出してきました(笑)

並行輸入車とは

並行輸入車

並行輸入車とは、海外の自動車メーカー・海外ブランドの車を正規以外のルートで輸入した車のこと。これにより、日本には輸入されていない外車や、海外しか販売されていない日本メーカーの自動車を所有することができます。

海外で販売されている車は、通常は海外メーカーの日本法人や正規代理店を通して日本で販売されます。
しかし、これらの企業は海外の全ての車を日本に輸入することはないため、日本に輸入されなかった車に乗ることはできません。

その一方で、海外メーカーの日本法人や正規代理店とは関係のない、独立した人(店)が車を輸入することがあります。その流れで販売される車を並行輸入車といいます。

*正規以外のルートといっても、悪いことをしているわけではありません(笑)ただし、並行輸入にはメリット・デメリットがありますので、その点についてこれから解説します。

【並行輸入車のメリット】クラシックカー・旧車を所有できる

古き良きクルマたちとの出会いを求めて全米から探し出すわけですが、簡単には見つかってくれないことが多いです。なので、お客様の希望されるクルマが見つかった時は喜びもひとしお。

また、新規登録になるので税金が安いのも魅力です。

これまで並行輸入してきた車は後ほどご覧いただけますので、とりあえず1つだけ。

CRESSIDIA(クレシーダ)

こんな感じで、ご要望があれば日本ではほとんど走ってない車を見つけ出したりもします(時間はかかっちゃいますが)。

問い合わせも多くいただきますし、僕が今一番力を入れている分野でもあります。

【並行輸入車のメリット】オリジナルカー製作・カスタムができる

すみません、並行輸入車というより僕のメリットなんですが(笑)

お客様との打ち合わせの段階で、「ココをこうしたい」「ココをあ〜したい」とご要望いただくこともしばしば。詳細は伏せますが、クラシックカーのエンジンだけ現行型に載せ替えとかですね。しかし、日本に車が届いた後にカスタムしたら公認作業がめちゃめちゃ大変です。

旧車 旧車

弊社の場合は現地プロショップと長い付き合いがあるので、アメリカでオーダー作ったりカスタムしてから並行輸入しています。なので、比較的スムーズに公認作業を行う事ができます。現地で部品買う方が安く済みますし。

塗装だけ日本に届いてからやることも多いです。

塗装 塗装

【並行輸入車のメリット】日本に輸入されない外車を所有できる

アウディ、クライスラー、GM、BMW、フォード、ベンツ、他にもたくさんの海外メーカーがありますが、世界中から全ての車が日本に輸入されているわけではありません。

1番の魅力は、乗りたい車に乗れるということ。当たり前かもしれませんが、日本の交通事情などで輸入されない車を並行輸入する理由はそこにあります。

車は多くの人にとって生活するうえで切っても切れないもの(だと思います)が、周りを見渡せば同じ車が走っているのが当たり前。そこに並行輸入車があるだけで…はい、相当目立ちますね(笑)

「な、なんだあの車?見たことねえ!」と、分かる人には二度見どころか三度見されます(笑)

他の人とは違ったカーライフを送ることができるのは、大きな特別感がありますね。

並行輸入車

また、為替の状況によっては正規で購入するより安くなる場合もあります。もちろん、日本の基準をクリアしないといけませんので、適していない部分に関しては改善する必要がありますが。

【並行輸入車のメリット】海外でのみ販売されている日本車を所有できる

海外限定モデルの日本車が存在します。

例えば左ハンドルプリウス。

左ハンドルプリウス 左ハンドルプリウス

分かる人には分かる。(ほぼ)かぶらないオリジナリティ。そんな欲求を溢れるほど満たしてくれるのが大きなメリットですね。

【並行輸入車のデメリット】不透明な仕入れは車両の状態を把握できない

普通の業者さんは国内オークションからの仕入れになりますが、それだと仕入れるまで車の状態が分からず、メーター巻き戻しや過走行の車を買ってしまうことも。

バイヤーがただ買うのではなく、見に行って試乗したり、状態を確認することが大事。僕が直接行く事もあります。

 

【並行輸入車のデメリット】メンテナンス

買うだけならできても、公認取ったり維持していく事の方が難しいです。

まず、正規ルートで購入していないため、メーカー保証を受けることができません。また、ディーラーでは整備を受けられない可能性も高いです。並行輸入車の整備修理・鈑金塗装に強い店へ任せることが、長く乗るために大切です。

整備 整備

また、車両保険は車種の型式が保険料に影響を与えますが、並行輸入車の多くは日本に存在しない車なので「型式不明」になることが多く、車両保険への加入ができないことがあります。特に、インターネットから加入する「ダイレクト型自動車保険」は断られることが多いです。

ファクトリーサンライズでは、愛車に安心してお乗りいただけるよう、販売〜アフターまで自社で一貫しておこなっております。

デメリットではないが・・・

日本に車を並行輸入するには、現地での買い付けをした後に ただ海外から輸送すれば終わり♪というわけではなく、通関手続きや排出ガスの検査、日本の交通事情に合うように改善する必要があります。この一連の手続きに対して手数料がかかります。

これらの手続きを購入した人が自分ですることもできますが、専門知識や技術が必要なため輸入・検査・改善まで一貫しておこなえる店に任せるのが、時間とトラブルを少なくするうえで重要です。

これまで並行輸入してきた車

Ferrari 360(フェラーリ 360)、porsche cayenne (ポルシェ カイエン)、 cadillac escalade cts (キャデラック エスカレード CTS)、HUMMER H2 (ハマー H2)

Ford Flex(フォードフレックス)

CHRYSLER (300C クライスラー 300C)

Dodge MAGNUM、CHERGER、CHALLENGER、300(マグナム、チャージャー、チャレンジャー、300)

       

FORD MUSTANG FLEX(マスタング フレックス)

トヨタ タコマ

リンカーン ナビゲーター

マーキュリー クーガー

TOYOTA TUNDRA(タンドラ)

 

SIENNA、SEQUOIA、FJ CRUISER、HIGHLANDER(シエナ、セコイア、FJクルーザー、ハイランダー)

左ハンドルPRIUS(プリウス)

CRESSIDIA(クレシーダ)

 

INFINITI F35 (インフィニティ F35)

HONNDA CIVIC (ホンダ シビック)

旧車

など。他、並行でしか手に入らない車。

*随時更新予定

並行輸入の流れ

車種により若干変わりますが、大まかな流れがあります。

 

お問い合わせ・打ち合わせ

新車などは、知り合いの海外ディーラーなどから仕入れ。

年式の新しい車種は、現地の業者オークションなどから仕入れ。

古い車・珍しい車は、個人売買などで全米から見つけ出す。アメリカは日本と違い個人売買の文化が根強く、この個人売買は直接会って話をするため安心感があり、車の状態をしっかり確認でき、金額もオークションと比べ安く済むことが多いです。

【個人売買の風景】

ちなみに、個人売買の合間に他の買い物をしたりします。雑貨や部品、頼まれているものなど。

現地スタッフ、もしくは自分が不具合・事故歴などを確認し、購入。

アメリカにある倉庫で保管・輸出準備。

コンテナ輸送かRORO船で運送します。

日本に到着後、通関作業をします。

【通関作業の風景】

緑のコンテナの写真は中身を確認する検査です。空港で荷物を通すのと同じようなシステムですね。その後、人による確認作業をしてもらい、搬出作業をします。

   

車と一緒にアメリカで購入した雑貨なども合わせて通関します。

港もしくは店舗で、車の搬出。自社コンテナか積載車で行います。

 

排ガス試験と、車種により加速騒音騒音試験に通すために、自社で登録準備をします。

 

古い車種は、排ガスのみでOK。比較的新しい車種は、排ガスと加速騒音試験のパターンが多いです。

1番近くの大阪試験所は排ガスと加速騒音の試験があり、年式・重量で試験項目が変わります。

【排ガス試験の風景】

   

パソコンが写っている写真ですが、1/1000の精度で計測しています。(かなり厳しい)

【加速騒音試験の風景】

合格🎉

運種局に提出する書類を制作。

車のスペックや安全基準に適合している証拠書類の制作・ライトなど国内基準に適合するように車を改善。

陸運局の検査があります。

【陸運局の風景】

 

合格🎉

ナンバーを登録します。

ご納車🎉

大体の流れとしては、こんな感じです。

まとめ

並行輸入車のメリット・デメリットや車検・販売方法などの疑問点は解決しましたか?

並行輸入する車を現地で探し、日本へ車が届いて実際に乗れるようになるまでは、それなりの手間と時間が必要です。なので、「ただ安く輸入車を買いたい。」という方にはおすすめしませんが、日本にはほとんど走っていない車を愛し、大切に乗っていただける方のカーライフをしっかりサポートいたします。お気軽にお問い合わせください♪


電話 0942-42-1561
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